▼2階建車両を横から見ると…
東京駅で撮りました。この列車の客室内を見学してみましょう。
▼2階 自由席タイプ(一部の列車では、指定席タイプのもので自由席として利用できる場合があります)
自由席では、なんと肘掛もリクライニングもしない「3列+3列」と、現存する日本の新幹線で最も狭くお粗末な座席です。
「Maxとき」号や「Maxやまびこ」号のほとんどは2階自由席ですとこれで我慢しなければなりませんが、うまく時間帯をずらすと、特に東京〜越後湯沢の短区間運行の「Maxたにがわ号」や平日朝東京に乗り入れる列車または夕方以降東京を出発する列車、では、「指定席タイプ」に自由席として利用できます。 
▼2階 指定席タイプ(一部の列車では、自由席として利用できる場合があります)
2階指定席を予約できれば、2階でもリクライニングシートの、「新幹線らしい座席」にありつけます。特に座面もスライドするのは、けっこうラクできます。
窓と座席の間隔の関係から、東京発の列車では「奇数番」、東京方面行列車では「偶数番」の席番が良いです。また、東京発で2人掛け窓側(進行方向左側)がE席、3人掛窓側(進行方向右側)がA席となります。逆の窓側ですと、乗っている列車と塀のあいだに逆方向の線路がはさまってしまいます。

▼1階席 指定席・自由席どちらも同じ
写真で見て分かるとおり、駅停車中の段階でもホームすれすれの視点となります。
東北・上越新幹線では、塀が高めなので、2階建じゃない新幹線でさえ塀が目障りに感じますから、1階だとほとんど何も見えないんじゃないかと思います。私は、今のところ1階席に座らなければならない状況になってことはありません。
ただ、自由席でも「新幹線らしい座席」にありつけますので、車窓なんてどうでも良い状況であればおすすめです。指定席も2階から埋まりますので、「なるべくすいたほうが良い」のであれば、1階もオススメです。
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