■簡易リクライニングシート。
国鉄時代に特急列車でよく使用されていたタイプの座席。現在、ごく一部の特急列車や臨時列車で見かけることがあります。

↑普通車の客室(すいごう号 2003-06) 座席のカラーなどは車輌によって多少異なります。

↑普通車の客室(すいごう号 2004-06) リクライニングの角度が僅かで、しかも角度は2段階にしか調整できません。国鉄時代の座席としては先進なものでしたが、現在では、特急列車の座席としては、最も簡素な質の悪い分類です。
■リニューアル車の客室・座席。
上記の簡易リクライニングシートの車輌の車内をリニューアルしたものです。一転して、足元が広くなり、座席の質も大幅に改良されています。

↑普通車の客室(臨時特急 嬬恋吾妻スキー号 2006-01) 写真では分かりずらいですが、通路と座席のあいだには僅かな段差があります。

↑普通車の客室(183系 さざなみ号 2003-06) 座席は、上の写真の範囲内で好きな角度にリクライニングできます(現在の他のタイプの特急では当たり前の機能ですが…)。前の座席との間隔が広がり、しかも座席の下に足を伸ばすことができます。
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